長く夢に見たマイホーム

結婚してすぐはアパートで、二人でお金を貯めたら家を建てようと何となく決めていました。
アパートは、秋から冬の夕方、西側に見える富士山と丹沢の眺めがすごく良い。その半面、夏は西日が強く、二階の我が家は非常に暑く、冷房を付けても、室外機が南から西の日に当たって熱くなり、うなるばかり。
キッチンはガスコンロで、料理は何とかできても、食べる気にはならない。
そんな生活でしたが、気づいたら15年以上過ぎてしまいました。
お金も貯まって、子供も大きくなって狭くなって来たのを機に家を建てようという事になりました。
理想は、リビング階段にして、必ず子供の顔を見られるようにしたい。一日中お日様が当たる明るいリビング。効率が良い家事動線がとれる間取り。キッチンは、孤立しないようアイランド型で、吊り戸は作らずすっきりさせて、収納は壁側に低く設置。など等・・・。
理想をあげたらきりがありませんでした。でもそんな理想が、結構叶った我が家になったのです。
知人である設計士が、こちらの希望を盛り込んでくれた図面を書いてくれた事と、それを知人と仲の良い工務店が丁寧に作り上げてくれたからなのです。
一部、その知人のお遊び的な空間も盛り込み、ちょっと実用的ではないけれど、それはそれで良しです。
一日のうちほとんどキッチンに立つ私は、アパート暮らしの時は、皆がテレビを見ているときも、会話しているときも蚊帳の外でした。
それが、正面を向いて作業しつつ、テレビも一緒に見ることが出来、会話もスムーズにできるようになりました。
リビング階段は、冬はスースー寒いけれど、シャワーカーテンを吊るして防寒対策すればok。
子供は必ずここを通って、顔を見られるし、会話も成立。
吹き抜けから差し込む日の光に照らされて、冬暖かく。夏は吹き抜けの窓を全開にしたら、風通りが良い。
窓は家中、四方に設置。天気によって風向きが変わっても、どこからでも引き込めます。
体が大きくなってきた子供が転がっても、「邪魔くさい!」と思わなくなるほどの空間も確保出来て、すごい満足です。
そうそう、一番のお気に入りは、木造だけど、6畳ほどの屋上を作った事。屋根がない開放感は格別です。夏には、あちらこちらの花火大会が望めるんです。
失敗と思うところがない素敵なマイホームが長くかかったけれど手に入って幸せです。